欝か鬱か

夏休み、面接で担任に「毎日学校に行く」と言ったが三日程で止めた。

図書館に行くのが嫌になった。
新しく図書館に導入されたPC管理の為に来た人が嫌だ。
メールアドレスを教えて後悔した。
司書の代わりに来た人も役に立たない。

委員長の言ったとおりかもしれない。
大変なのはこれからだと思った。
もう図書委員長になりたくない。
図書館にも行きたくない。





欝だ。
これを書くのも面倒くさい。





人が何かする上で問題になるのは結局、心だ。
努力を止めるのも、手を抜くのも心だ。

どうしてもやる気が出ない。
それが病気のように、自分ではどうしようもなくても、他人には伝わらない。
認められない。
軽視される。

自分にもあることなのに。
他人の気持ちになれない。
理解できない。

それが一番の問題だと思う。

せめて自分だけでも、他人のそんな気持ちを認められるようになりたい。





「大人」というものを自分の周りの成人と定義するなら、僕は大人になりたくない。

間違っているものがある。
でもどうしようもできないと「ショウガナイ」。

「常識だ」「みんなやってる」と言ってごまかす。
ずるをする。

自分にもそんな部分がある。
そんな、嫌らしい部分を少しずつなくしていきたいと思う。


学校で「大人っぽいね」と言われる。
どういう意味だろうか。





静高に行けばよかった。
Hの話を聞くたびにそう思う。

高校はほとんど部活単位で動く。
自分は書道部。
一人の男子。

どれだけ男女でも仲がいいと言っても。
どれだけクラスの仲がいいと言っても。
自分は一人。

僕が悪い。
友達を選ぼうとするから。
誰かに言わせればそうだろう。

この学校に附属にいたような人はいないのだろう。

だから、静高に行けばよかった。