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研究室での共同の作業が終わったので静岡の実家に帰った。後期は金を使いすぎたと思ったので青春18切符を使って在来線だけを使って帰ることにした。車内では宮本輝の「二十歳の火影」を読んでいた。宮本輝を読んでいるとセンチメンタルな気分になる。ただ車窓から景色を見ている自分の状況さえ文学的に思えた。
豊橋を過ぎると夏休みに自転車で帰省したことを思いだした。そのときは曇っていたおかげで9月の割には涼しかった。12月にしては暖かい今日も自転車で走ったら気分がよかっただろうと思った。この季節を自転車で走ることで味わうことができないことを残念に思うと同時に、寒い日は自転車で走ると鼻と喉から肺まで冷たい空気を吸って苦しくなることを思いだした。
暖かい電車の中でのんびりしているから、実際の苦しさを忘れて自転車を恋しく思ったりする。でも自転車なんていつ走っても大抵辛い。そしてしばらくすると味わった苦しさを忘れてまた走りたくなる。いつも同じだった。
豊橋を過ぎると夏休みに自転車で帰省したことを思いだした。そのときは曇っていたおかげで9月の割には涼しかった。12月にしては暖かい今日も自転車で走ったら気分がよかっただろうと思った。この季節を自転車で走ることで味わうことができないことを残念に思うと同時に、寒い日は自転車で走ると鼻と喉から肺まで冷たい空気を吸って苦しくなることを思いだした。
暖かい電車の中でのんびりしているから、実際の苦しさを忘れて自転車を恋しく思ったりする。でも自転車なんていつ走っても大抵辛い。そしてしばらくすると味わった苦しさを忘れてまた走りたくなる。いつも同じだった。
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